大人の遊び、33の富山旅
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国内外の登山愛好家が、その自然を賛美しようと足を踏み入れる立山。かつてこの霊峰は、人々の信心をかきたてた山岳信仰の聖地だった。
立山信仰において、立山は「地獄」と「極楽」のある山上他界に見立てられた。修験者は白衣に菅笠、わらじ履き、金剛杖という出で立ちで山に入って死を擬似体験し、生前の罪や穢れを清めることで極楽往生を願った。
こうした立山信仰と密接な結びつきを持つのが立山町芦峅寺地区である。立山に入山する際の最後の集落であり、古くから信仰登山の拠点として開かれ、江戸時代には全国から立山を目指してやってきた人々が宿泊する「宿坊」が立ち並んでいた。立山は江戸時代まで女人禁制であったため、女人救済の儀式としてこの地で「布橋灌頂会」が行われていたことも知られている。これは女性があの世とこの世の境とされた芦峅寺の姥谷川に架かる橋を渡ることで、生前の罪や穢れを清算する儀式だった。
現在の芦峅寺地区は、立山博物館を中心に集落がまるごと「立山曼荼羅の里」として整備されている。本プログラムでは、修験者の伝統衣装に身を包み、地元ガイドの案内で立山開山から1300年余を経た立山信仰の里を歩く。信仰の歴史、景観、食文化を丸ごと体感してみよう。

修験者の伝統衣装に着替えて立山信仰の里・芦峅寺を歩く

33富山旅特別プログラム

立山信仰の文化と歴史にふれる芦峅寺ガイドツアー※要予約(3日前まで)

【コース】立山・芦峅ふるさと交流館→芦峅雄山神社→教算坊→閻魔堂→布橋

江戸時代の修験者の衣装に着替え、関連するスポットをガイドさんとともに巡る。ただ訪れただけでは知ることができない、立山信仰と芦峅寺の歴史物語に耳を傾けよう。

■料金/2000円(1名・コーヒーと「やきつけ」付き)
■開催日/金・土・日(12月〜3月を除く)
 ※5名以上の場合は平日も開催できます。
■集合場所/立山・芦峅ふるさと交流館
■所要時間/約2時間
■最少催行人数/2名

【予約・お問い合わせ】立山・芦峅ふるさと交流館 ※下記参照
※予約の際にご希望の日時でお申し込みください。
※立山博物館展示館・遙望館への入館には別途入館料が必要。

立山・芦峅ふるさと交流館

ガイドツアーの起点。ここで受付をし、立山登拝の伝統衣装に着替えよう。時間があれば護符づくり体験にも挑戦したい。
詳細は下記参照

  • ①芦峅雄山神社

    かつて中宮寺・芦峅寺と呼ばれた神仏習合の施設で、芦峅寺における立山信仰の拠点。杉木立に囲まれて神気に満ちた境内を歩こう。

  • ②教算坊

    芦峅寺に残された宿坊のひとつ。美しい庭園のほか、立山曼荼羅のレプリカなどを展示した「観想の間」も必見。

    宿坊カフェ
    紅葉が予想される10月8日(土)、9日(日)は教算坊に宿坊カフェがオープン。(料金別途)

  • ③閻魔堂

    閻魔大王座像とともに「オンバサマ」の像が並ぶ。閻魔やオンバサマがどう立山信仰と関わりがあるのか、ガイドさんに尋ねてみよう。

    空海の救いの言葉
    閻魔堂で自分の罪を懺悔後に空海の救いの言葉を進呈。

  • ④布橋

    橋を渡っていったん「あの世」に入り、生まれ変わって「この世」に戻る「布橋灌頂会」の儀式に思いを馳せよう。

  • 交流館に戻り、郷土料理の「やきつけ」と珈琲で一服。

アクセス

    • ●富山駅→(徒歩3分)→電鉄富山駅→〈富山地方鉄道本線〉50分)→千垣駅→〈町営バス〉4分)→芦峅寺口バス停→(徒歩1分)→立山・芦峅ふるさと交流館
    • ●立山I.C→(車 22分/17km)→立山・芦峅ふるさと交流館



インフォメーション

立山・芦峅ふるさと交流館
たてやま・あしくらふるさとこうりゅうかん

TEL.076-482-1756
中新川郡立山町芦峅寺55-1
【開館時間】10:00~16:00
【開館日】金曜日~日曜日・祝日
http://ashikurakouryu.sakura.ne.jp/kouryukan/

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