隈研吾建築を愉しみ尽くす

富山市ガラス美術館-館内散策も魅力


 


「富山市ガラス美術館」

2015年、富山市中心市街地に、多くの注目を集めながら新たな美術館が誕生した。“ガラスの街とやま”を象徴する富山市ガラス美術館だ。美術館のシンボルとなるのは、6階「グラス・アート・ガーデン」。現代ガラス美術の第一人者であるデイル・チフーリ氏の工房「チフーリ・スタジオ」が制作する幻想的でダイナミックなインスタレーション(空間芸術)作品が常設展示されている。美術館に図書館と銀行とカフェ・ショップが融け合うことで、従来の再開発建築にはない「まちっぽい」建築が生み出された。富山を象徴する立山連峰からインスパイア(影響)された「キラキラとしたファサード」、ねじれた吹き抜けが建物の大部分を貫いている「スパイラルボイド」など、隈研吾建築の魅力を紐解きながら、館内をめぐり歩こう。

※ファサード…街路や広場に面する建物の正面部分、建物の顔。

33富山旅WEB上建築ガイドで建物をめぐる

建築ガイドに従って館内散策。 建築の魅力を存分に体感しよう。

●外観
御影石、ガラス、アルミによる異素材の組み合わせにより表現。キラキラとした「ファサード」は、富山を象徴する立山連峰からインスパイア(影響)されたもの。西町交差点という富山市の象徴的な場所に対し緩やかにカーブを描く外観は、見る角度によって異なる表情を見せる。

●2F〜6F
建物内部の中心を斜めに吹き抜ける「スパイラルボイド」がとても斬新。まちなかの人の流れを建物内に引き込み、最上階まで導き、ビルでありながら街を感じる建築を実現。斜めの吹抜空間からは上下左右に視界が開け、館内の全容を感じられる。隈研吾建築らしい木の存在感が極めて強い建物。空間全体を包み込む木板のルーパー(羽板)は県産材で、少しずつ角度を変えながら、訪れる人々を導くように小気味よいリズムを刻む。

●2Fロビー
五層のフロアを空に向かって斜めに突き抜ける空間が特徴的。ロビーに面してカフェ・ショップがあり、吹抜空間を感じながらくつろぐことができる。サインのデザインにも強いこだわりが反映され、建築を邪魔すること無くナビゲーション機能を果たす。



●6F
「グラス・アート・ガーデン」は美術館のシンボルともなる空間。現代ガラスの巨匠デイル・チフーリ氏が手掛けたインスタレーション(空間芸術)作品が展示される。


隈研吾氏プロフィール
いま世界で最も多忙な建築家とも称され、数多の建築賞の受賞歴を誇る。
彼の建築は原産地の素材を活かし、
環境と見事に密着そして融合するところに見応えがある。
代表作にGINZA KABUKIZA や根津美術館など。
また海外で多数の大型プロジェクトが進行中。



所在地: 富山市西町5番1号 
電話:076-461-3100 営業時間: 9:00-21:00
休館日:第1第3水曜日、年末年始 






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テーマは「Beautiful Lifeアート&クラフトスペシャル」


大人の知的好奇心を満たしながら、感情を強く刺激するプログラムを集めました。テーマは「Beautiful Life 絶景スペシャル」

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リバイバルプログラム。これまでのプログラムで好評だった体験プログラムを復活しました。[HP限定掲載]


これまでの取材・写真を活用して、知的好奇心を満たす大人の遊び的スポットガイドも随時アップしていきます。

富山市ガラス美術館瑞龍寺五箇山黒部峡谷鉄道ヒスイ海岸インスタフォトコン発表

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